2018年玉姫稲荷神社大例祭
平成30年6月1日、2日、3日の3日間に渡り台東区清川にある玉姫稲荷神社の例祭が行われました。
私たち清三睦は清川睦の町会に参加させて頂きました。
今年は四年に一度の宮神輿が出る年です。
7ヶ町の氏子や担ぎ手さんが例年以上に集まり、この三日間は天候にも恵まれ暑い(熱い)祭りになりました。
最終日の6月3日は宮神輿の宮出し、宮入りが行われます。
午前9時、宮出し儀式が終ると勇ましい掛け声と共に宮神輿は担ぎ上げられ、神社鳥居をくぐって氏子町内を巡幸しました。
三社と同じくらいの立派な神輿、昭和28年浅草宮本重義作の本社神輿が氏子7ヶ町を渡御しました。
午後6時、最後の氏子に神輿が引き渡し宮入渡御となります。
熱い宮入りは境内の砂ぼこりと共に神輿と舞い幕を閉じました。
また四年後に。ありがとうござます。
最後に町内神輿が出され女神輿が担がれました。
清川睦の皆さま、3日間本当にお世話になりました。とても楽しませて頂きました。
ありがとうござます😊
女性部の皆様、ありがとうござます。
二年に一度の玉姫祭、四年に一度の宮神輿にまた参加させて頂きたいと思います。
本当にお世話になりました。
ありがとうござます!
《玉姫稲荷神社》
玉姫稲荷神社のご祭神は、五穀豊穣の神様である宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)です。
創建は奈良時代の760年、京都の伏見稲荷大社より御分霊を勧請し、祀ったのが始まりだと伝えられています。
鎌倉時代の末期には、新田義貞が鎌倉の北条高時追討の折に戦勝祈願を行いました。その際に義貞が弘法大師の直筆だとされる稲荷の像を瑠璃の宝塔(玉塔)に収めて奉納したため、「玉秘め」の社号の由来になったと言われています。
社殿は明治の新吉原の大火、大正の関東大震災で被災し、第二次大戦の空襲でも焼失しています。現在の社殿は昭和27年に再建されたものです。
意外に知られてない、玉姫稲荷神社の歴史ですが、とても古く歴史ある神社であることがわかります。
氏子に靴生産者が多いことから、春には「こんこん靴市」、秋には「靴のめぐみ祭り市」の靴市が境内で開かれ、別名「くつの神社」とも呼ばれています。
神社の隣りにある玉姫公園は、「あしたのジョー」で矢吹丈と丹下段平が初めて出会う場所としても登場し、ジョーのふるさととしても紹介される場所です。
遠い昔より、人々に厚く信仰されている神社です。
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